最近の尾上右近さんは、歌舞伎役者で清元節太夫。
さらにドラマやバラエティ、ミュージカルでも活躍し、まさに「マルチな表現者」として存在感を放っています。
2021年にはミュージカル「衛生 リズム&バキューム」に出演し、本格的にミュージカルの世界にも挑戦。
2026年3月にはテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、清元栄寿太夫としての歌声も披露するなど、古典芸能と現代の両方で注目を集め続けているのが今の尾上右近さんです。
尾上右近のプロフィール!
尾上右近が「徹子の部屋」で清元の歌声を披露、30年来の夢叶えた心境明かすhttps://t.co/sZonnmSrHl
— ステージナタリー (@stage_natalie) March 17, 2026
歌舞伎役者になろうと決めたのは3歳のとき。
2025年4月28日25ansでのインタビューで、次のように明かしています。
「一番古い記憶は、3歳のとき。祖母に『あなたのひいおじいさんは歌舞伎俳優だったのよ』と見せてもらったのが、六代目尾上菊五郎の『春興鏡獅子』でした。白黒フィルムで 初めて見た曽祖父は、ふくよかで凛とした女方。それが後半、白い毛をまとった獅子の姿に。最初は同一人物には思えず、その神々しさと勇ましさに夢中になり、最後の毛振りで心臓を鷲づかみされました。戦隊ヒーローに憧れるのとまったく同じように、僕はこれになるんだと決めたんです」情報引用元:https://www.25ans.jp/
- 2000年4月、7歳のときに歌舞伎座『舞鶴雪月花』の松虫役で本名・岡村研佑として初舞台。
- 2005年1月、新橋演舞場『人情噺文七元結』の長兵衛娘お久、『喜撰』の所化で二代目 尾上右近を襲名
襲名後は、『弁天娘女男白浪』での弁天小僧役など、若手の中核として重要な役を多数務めました。
また清元太夫として、2018年に清元栄寿太夫を襲名。歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」で清元初お目見得を果たしますす。
スクリーン映えするイケメンであることから、映像やテレビにも活躍の場が広がります。
また気さくで飾らない人柄から、バラエティや情報番組などに出演し、幅広い層から人気を集めることに成功。
歌手としても、ポップスやミュージカルもこなすマルチぶりです。
音楽番組:Amazon Prime Video「ザ・マスクド・シンガー」に出演。
マスク姿でポルノグラフィティの「サウダージ」を披露し、高音の伸びやかさと透明感のある歌声が視聴者やパネリストから高く評価されていました。
そしてミュージカル【ライオンキング】のムファサ役では、伸びある歌声を披露。
今後も右近さんの活躍から目が離せなくなります。
【動画】尾上右近は歌上手いのはなぜ?清元節太夫の発声の必要条件は?

尾上右近さんは、清元宗家七代目 清元延寿太夫の次男として生まれ、2018年に「清元栄寿太夫」を襲名しました。
清元節は、太夫(歌い手)と三味線で構成される江戸浄瑠璃の一派。
「高音が多く、節回しが細かい」という特徴があるため、声のコントロール力が強く求められます。
歌舞伎座の舞台ではマイクに頼らず、客席の後列まで肉声を飛ばす必要があります。
太夫は高音を張り上げながらも、しなやかな響きと情緒を保たなければなりません。
右近さんが清元栄寿太夫として唄う動画はみつかりませんでしたが、父親の清元延寿太夫の歌声がありました。
独特の節回しで、抑揚が激しい中でとてもクリアな声で良く響く声です。
喉を大きく開けないと、このような響きはでません。
清元節太夫として求められる声の主な要素・条件は、次のような点だと考えられます。
- 高音を支え続ける持久力と響き
- 細かな節回し(こぶし)の正確さと、情感を乗せる表現力
- マイクに頼らない声量と、舞台後方まで届く通りの良さ
- 江戸弁のイントネーションを生かした、独特の語り口とリズム感
こうした訓練は、ポップスを歌う時にもそのまま生かされています。
「ザ・マスクド・シンガー」で「サウダージ」を歌った際、パネリストから
高音が伸びる
艶っぽい声
スイートな声が忘れられない
といったコメントが寄せられました。
これはまさに、清元節で培った高音のコントロールと情緒豊かな節回しが、ポップスの世界でも魅力となって表れた結果だと言えます。
【動画】尾上右近の歌声が最高!歌上手いのは歌舞伎と関係している?
尾上右近さんは、7歳で歌舞伎座で初舞台を踏んで以来、肉声で大劇場を埋め尽くす発声を、長年にわたって体に叩き込んできました。
歌舞伎でも、浄瑠璃同様セリフや声を客席最後列まで届ける必要があり、
「腹式呼吸」
「響きのある共鳴」
「遠くに飛ぶ声」
が徹底して鍛えられます。
その一方で、歌舞伎独特の言い回しや音程感も身につけるため、音を線ではなく
「空間でどう響かせるか」
という感覚が自然と育ちます。
歌舞伎俳優としての経験は、大勢の観客の前で集中力を切らさずに表現し続ける力にもつながっており、音楽番組の生歌でもその安定感が発揮されています。
さらに、右近さんは
「何をしても根底には歌舞伎がある」
と語っており、歌やミュージカルの仕事も、歌舞伎で培った基礎の延長として捉えていることがうかがえます。
そのため、右近さんの歌声は「一音一音の説得力」があります。
その背景に、子どもの頃から積み重ねてきた歌舞伎の稽古があるのです。
ミュージカルの歌と発声に必要な声や体の条件は?
尾上右近さんは、2020年「ジャージー・ボーイズ イン コンサート」、2021年「衛生 リズム&バキューム」などで主要キャストとしてミュージカルに挑戦しています。
また2024年12月20日から公開された 映画「ライオンキング」のムファサの吹き替えでも、歌声を披露。
このように、伝統芸能とは一線を画すポップスやミュージカルでの歌声で、聞く人を魅了しています。
ミュージカルではマイクを使用しますが、それでも清本節や歌舞伎の発声と同じく
「体を使って声を共鳴させる」
ことが重要です。
実は筆者は、アメリカ・ブロードウェイで活躍するボイスコーチに、数年にわたりミュージカルの歌や発声の手ほどきを受けた経験があるので、ミュージカルの発声について深く理解しています。
ミュージカルの歌・発声に必要な条件は主に次の3点です。
- 高音から低音まで安定した音域と、マイクに乗るクリアな声質
- 質のよい声を維持するための正しい呼吸と、音程をキープする耳の良さ
- 台詞と歌の切り替えを自然に行える柔軟な発声
ミュージカルソングを歌う時に大切な呼吸法や腹筋の使い方、喉の開き方などは、清元太夫として必要な要素で、長い訓練で鍛えられたのでしょう。
そして声の条件に加えて、舞台上で動きながら歌っても乱れない体幹と持久力、という肉体的な条件も重要です。
歌舞伎で重い衣装を身につけ踊りや立ち回りに必要なバランス感覚と体力がミュージカルの舞台をこなすのにも、とても役に立っています。
このように尾上右近さんは、幼少期から清元と歌舞伎の基礎がしっかりと身についていたため、ジャンルを超えても難なく歌えるのです。
まとめ:【動画】尾上右近は歌上手い理由は?清元節太夫の歌声もやばい!
本日は、尾上右近さんは歌上手い!という理由について調べました。
- 尾上右近さんは1992年5月28日生まれ。清元宗家・歌舞伎名門・映画俳優の血を受け継ぐサラブレッド
- 歌舞伎は7歳で初舞台。2018年に清元栄寿太夫を襲名。
- ポップスやミュージカルの歌が上手い理由はなぜ?
- 清元特有のスキルである「高音」「細かな節回し」「マイクに頼らない声量」が、ポップスの歌唱力にも直結している
- 歌舞伎の訓練で培ったマイク無しで届く声や表現力、長時間のステージに耐えられる体幹崩れない声・度胸・表現力を生んだ
- 右近さんは歌舞伎と清元で培った基礎は、ミュージカルの発声に必要な要素のためジャンルによらず歌が上手いのは当然の結果
これからどんな作品で、どんな歌声を聞かせてくれるのか、本当に楽しみですね。
尾上右近の元カノはまめ藤や河北麻友子?に関する記事はこちらです。




コメント